高価買取を引き出す交渉術を紹介

売却意欲をしっかり伝える
査定士との交渉において、最も重要なことは自身の車を本気で売却しようとしていることを明確に伝えることです。

無理に売却を迫られずに、単に「価格を知りたかった」と伝えることがあるかもしれません。しかし、査定士が「売却の意欲が低いのか？」と思ってしまうと、買取店も真剣な査定価格を提示してくれないことがあります。

「条件が合えばすぐにでも売却できる」という姿勢を示すことで、買取店も本格的な価格交渉に乗り出すでしょう。

引き渡しの期日を明確に設定する
車買取業者は、できるだけ早く車を引き取りたがる傾向があります。

走行距離の増加や傷の悪化などのリスクに加えて、時間が経つにつれて車の再販売価格が下がることも考慮されます。

査定日または翌日に車を引き渡すことが理想的ですが、実際には難しいこともあります。そのため、「◯月△日に引き渡せる」といった具体的な期日を設定することが重要です。

期日が明確になることで、買取業者はリスクを適切に評価し、自信を持って価格を提示しやすくなります。

ただし、期限が遠すぎると逆効果になる可能性もあるので、1週間以内、できれば2週間以内の日を指定することが良いでしょう。

査定士を味方にする
査定士も人間であることを忘れてはいけません。良好なコミュニケーションが取れる相手には、協力したいという気持ちが働くことが多いです。

一方で無理に対立する態度をとったり傲慢な態度をとったりすると、査定士は単に利益を追求するだけの姿勢になるかもしれません。

査定額の大幅な引き上げは難しいかもしれませんが、買取業者の担当者と良好な関係を築いておくことは非常に重要です。円滑なコミュニケーションを心がけましょう。